ワクチン・その7

区から、COVID19ワクチン追加接種券が来ました。まず区報特集号が配られ、それを見ると、私が該当する接種券は14日に発送することになっていましたが、受け取ったのは18日。区役所も郵便局本局も歩いて行ける近さにあるのですが、郵便が土日を休むことになったので、配達には4日かかったわけです。新株は区内でも急激に感染拡大、若者と子供の感染者が多いというので、その年代が多く出歩いているこの界隈の老人としては、1日も早く受けたいと思って開封すると、65歳以上は8ヶ月後の接種日と会場を区が指定する、前倒しで接種したければ指定日の解約と新たな予約を自力で、とあり、前倒しと言っても2回目接種後7ヶ月、製薬会社は選べないらしい。

たしか総理は施政方針演説で、「高齢者には6ヶ月間隔、一般向けは少なくとも7ヶ月で3回目接種」と言ったはず。しかしすでに準備を始めていた現場では、間に合わなかったのでしょう。私の場合、3月13日以降の接種日時と会場指定通知が、2月12日以降に来ることになるのでした。しかも会場は区役所の最上階(25階です!)らしく、狭いEVに乗って混雑する場へ行くリスクもあります。

やれやれ。役所の仕事としては平均的な水準かもしれませんが、読み慣れない人が自らの該当する条件を広報から探り当てるにはかなり複雑な書きぶりで、これは当日、会場へ現れない老人も出るのでは、と余計な心配をしました。

罹ってもインフルエンザ並み、と言われ始めた新株。これでウィルスの進化が一段落し、人間との共存可能な範囲に定着してくれれば有難いのですが、デルタ株も未だ街中に生存しており、発症しない陽性者が元気に任せて動き回れば、感染する危険は一気に拡大します。せめて新学期からは、大学構内への立ち入りが自由になることを祈りたい。