役員当番

今日はマンション管理組合の総会、会場は区役所の会議室です。新年度から役員に当たっているので、出なければなりません。食後の珈琲は1階のカフェで飲むことにして、早めにワンコインバスに乗りました。礫川公園の八重桜はもう終わったようで、街は新緑と水木の白い花で輝いていました。

日曜の朝のカフェは、外国人夫婦、書き物をしている老婦人、話し込む老人2人連れ、コンサートホールに出演するのかバイオリンケースを抱えた、ちょっと昂進している女性・・・杖を衝いている私を心配して、店員がカップを運んでくれました。薄い!久しぶりで店の珈琲を飲んだので、思わず声に出しそうになりました。所謂アメリカンコーヒーよりも薄い。こんなものだったっけ?早々に飲み干して4階へ昇りました。

ここの管理組合総会は当初は夫婦連れで出席する人が多く(1世帯2人で手を挙げたりしていたけど議決権は正しく数えていたのかなあ)、役員会には男たちが出てきて(ふつう主婦たちで運営するものだと思っていたのですが)オトコ目線で運営するため、生活実感とは遠く、設備とカネの話が主でした。結果として業者の提案に引っ張られていくので、年金生活者は堪らない。何とかしておかなくては、と思うようになりました。建て替え時期の折り返し地点でもあるし。今日の議題の目玉は、地下駐車場をリースに出す話。業者の作った資料はいかにも資金が浮くように見えるのですが、年間経費を1ヶ月当たりで出していたり、初期費用は小文字で書いてあったり、どこぞの政府の新政策そっくりです。昨夜2時間かかってコスト計算しました(この忙しいのに!)

役員任期のこの1年は、憂鬱色で染まりそうです。つい学会質疑のように、ピンポイントで攻め込まないようにしなくっちゃ。エノキさんが心配しています。