伏見の錦織勤さんは、庭で少しだが野菜を育てているとのことで、蕗(野菜か?)、大蒜など八百屋で買うほどではないが好物、といったものを主に植えているらしい。
【庭の「万願寺とうがらし」と「伏見甘長とうがらし」を収穫しました。大きい方が万願寺です。2本ずつ植えています。収穫は4回目ですが、4~5日に一回、写真に写っているぐらいは採れます。
ニガウリも植えています。こちらはまだやっと雄花が咲き始めた段階なので、収穫はだいぶ先になると思いますが、これも楽しみです。】
スーパーなどで「京野菜」と銘打って売っているものは、えらく高いことが多いのですが、近年、万願寺唐辛子は数本を袋詰めにして、スーパーでも手頃な値段で出すようになりました。ただべらぼうに大きいので、破裂しないように切り目を入れて焼き、鰹節醤油をさっとかけて(勿論、酒肴です)食べることが多かったのですが、自作すればこのくらいの大きさなのか!
錦織家ではじゃこと一緒に煮て食べることが多いそうですが、我が家ではちりめんじゃこと共に胡麻油で炒め、塩で味付けします。麦酒に合う。獅子唐辛子は肉と炒めてもよし、茄子などの夏野菜と甘味噌味で炒めてもいいのですが、甘唐辛子の類はなるべく調味料をシンプルにした方が美味しいようです。
赤や黄色のパプリカは、種子を出して縦八つ割りにし、冷凍庫でかるく凍らせて、スティック感覚でマヨネーズをつけて食べると、美味しい。ホームパーティでサラダの彩りにするのもいいでしょう。人体に有害なほど辛い唐辛子を物好きで商品化するのは、唐辛子に失礼じゃないかしら、本来美味しい野菜なんだから。