水戸在住の教え子から、茨城パスポート申請用紙の写メールが来ました。知事がパクりまくったと公言して歩いている、とある。何のことだか分からなかったのでネット検索してみると、「群パス」というトレンドワードがあるらしい。
群馬、栃木、茨城のいわゆる北関東3県は、何かにつけて、知名度が低い、田舎で名所も名産品もない、といった自虐ネタで売っています。ネットには、夜間に警官から職務質問され、群馬から来たと言ったら、外国人と間違われてパスポート呈示を要求された、という笑話が載っていました(かつて文化人類学専門の同僚が、フィールドワークを終えてオーストラリアから帰国しようとしたら、日焼けした顔を見ただけで出入国の係官が、ジャカルタ!と言ってインドネシア行きのカウンターへパスポートを投げた、という話をしていたことを思い出しました)。
群馬県は笑話を逆手に取って、群馬パスポートなる観光パンフレットを作り(海外渡航用のパスポートと大きさが同じ。外務省に合法性を問い合わせた、という伝説もつけた)、累計10万冊を売り上げるヒットになったのだそうです。茨城県知事がわざわざ群馬県知事に断りを入れて、茨城パスポートを作り、パクったパクったと言いふらしたところ、初刷1万冊のところ2万7千件の「申請」があったので増刷した、という。

イバラキパスポート
群パスは黒地に銀文字なので公文書感があるけど、青だと医療手帳かなんかのようだなと思ったのですが、青は茨城のシンボルカラーなのだそう。中味は県内観光地のスタンプラリー用の御朱印帳みたいなものです。私は、イバラキは関西の茨木で、関東の茨城はイバラギだと思っていたのですが、それは県民からは許せない誤謬なのらしい。ローマ字表記のおかげで、清音であることがはっきりします。







