川越の友人から、次々に写メールが届きました。薔薇の名前入りです。

【一番花は形も綺麗ですし、香りも強い。アンバー・クイーンは殊に、甘い香りを周囲にふりまいています。】

【イントゥリーグも強い香りがあります。白い薔薇は妹に譲ったので、今は赤、黄、ピンクの品種だけです。】

【この花、希望は私の大好きな色を持つ花なんです。】
なるほど、希望はやはり暖色か。リバーシブルコートを連想させますね。

別府に退去する際には、この薔薇たちの身の振り先を決めなくちゃいけない、捨てるのは可哀想、と言ってきたので、家を売る際に一緒に譲渡するか、別府に土地を買って、薔薇園の主になるかだ、と言おうとしましたが、そういう問題ではないのでしょうね。

こちらも自慢されているばかりではつまらないので、まず大塚駅前の「バラロード」へ出かけました。都電の軌道の両側は花盛り。昼下がりだったので薔薇の花弁が緩んでいて、花の形はイマイチでしたが、色とりどり、名前も産地もいろいろ。都電に乗ると沿道ずっと、薔薇を掻き分けて走る風景が楽しめるそうですが、今年はそれどころではない(論集2册の校正と調整に追われています)。薔薇電車は先のお楽しみです。
大塚駅前は外国語の飛び交う街になりました。中国語、ヒンズー語、アラビア語・・・小さなモスクもあり、ハラルを看板にした店もあります。60年前、2年ほどここでアパート暮らしをしたことがありますが、もうどこの角だったかも思い出せません。毎晩都電の踏切の警報を聞きながら眠りました。若い頃は自分がいま幸か不幸かなんて、考えもしませんでした。考える隙もなかった、というか。