阿波国便り・茶葉篇

徳島の原水さんから、写メールが来ました。

大神子海岸

【写真は大神子海岸というところですが、沖にお亀磯という浅瀬があり、昔はお亀千軒といわれて栄えていたが、地震で一夜にして海中に没したとの伝説を伝えます。】

徳島の海

【「誰もいない海」(トワ・エ・モア)を口ずさみながら出かけたら、沢山の人が海浜でテントを張ってバーベキューをしていました。愛犬さくらが喜んで砂浜を走り回っていたので、行った甲斐はありました。】

人気のデイキャンプ場だそうです。未だ日差しが暖かいのでしょうね。

御歳暮に相生茶という茶葉を頂きました。葉の形のまま乾燥させたらしく、淹れ方をネットで調べると、煎じるのだと分かりました。

【以前は片田舎で作られている素朴な茶という認識でしたが、最近の田舎志向で、注目されるようになりました。半発酵で体に良いという触れ込みです。話の種にお試し下さい(原水民樹)】。

なるほど焙じ茶と紅茶と番茶の混合のような風味です。ちょうどBS11イレブンで津和野を歩く番組があり、ざら茶という地元の茶を紹介していました。カワラケツメイという豆科の野草を煎じるのだそうです。菩提樹の葉と花に湯を注ぐ茶葉を頂いたこともありますが、各地にいろんな茶葉があるのだなあと感心しました。カフェインがあるものは就寝前には不向き。思いついて肉を煮てみることにしました。この茶葉を水に一つかみ入れ、鶏か豚のぶつ切りをことこと煮ます。鶏はひなももがお勧め、茶葉は最後まで引き揚げない方が香りがついて美味しい。鶏はそのままでも食べられますが、豚肉は臭みがあるので、味の濃いつけだれを用意します。残った煮汁は塩を足してスープにしました。