コロナな日々 40th stage

先週、エノキさんが体調不良で休むとの連絡が、当日になって家事代行会社からありました。若い会社のせいか(でも、この業界ではすでに老舗。熊のロゴ入り赤エプロンが制服です)、顧客に連絡してくる担当者の口上がいちいち非常識。最初から全部書いたら、小冊子が1册できる量なのでここでは省きますが、今回もいきなり、来週2名伺わせることもできます、と言う。我が家はもう10年ほど、毎週同じ曜日の同じ時間、同じ人に来て貰っているので、2週間後に2人派遣という発想がそもそも突飛。断ればよかったのですが、かっとなって、いつなら派遣できるのかと訊いてしまったので、すったもんだの挙句、3日後に代理の人が来ました。

術後がよくないのかと心配したのですが、今週はぶじエノキさんがやって来て、どうもコロナに罹ったらしかったと言う。熱は出ず、咳と喉の痛みで病院へ行き、念のため検査したら陽性だったそうで、すでに隔離期間の5日間も過ぎてしまっていたため、咳止めしか貰えなかった、とのこと。1週間休んで陰性になったので、職場復帰した由です。

コロナはじつは終わっていません。インフルエンザか夏風邪並みに症状が軽くなっただけで、患者は増えたり減ったりしながら一定数発生し続けているらしい。エノキさんは台東区に住んでいるのですが、祭礼があって外国人観光客が多かった後、咳、喉の痛み、発熱の売薬を求める人が殺到したと薬局に勤める友人から聞かされたそうです。

気温が上がって、街では老人もマスクをせずに出歩いています。私は乗物と店に入る際にはマスクをし、消毒液の置いてある所では必ず手指消毒をするようにはしているのですが、気休めかもしれません。ウィルスが進化して、毒性を弱め広く生存できるようになったわけで、耐性の弱い高齢者や病後の人も街には大勢いることを、お忘れなく。