川越便り・庭園管理篇

川越の友人から、夏の間留守にしていたら庭一面雑草になり、薔薇も何株か枯れた、というメールが来たので、過酷すぎる、と言ってやったら、こんな返信が来ました。

磁給自水

【最低限のケアはしています。写真のように、ペットボトルに給水用の紐を連結しておくと、ひと月くらいは持ちますよ。給水の早いものは2週間程度で水がなくなりますが、夕立が降れば大丈夫なのに、今年の夏は1度も降らなかったので、枯れてしまったものが出たのでしょう。】

留守中の植木給水装置はいろいろあるが、アイディア倒れの物が多く、私も不自由している、と言ったら、小さな小包が送られてきました。商品名「磁給自水」、紐に仕掛けがあるようです。

桜蓼

ブログ用に花の写真も送ってくれと頼むと、【困りました。今年は庭を眺めても花が見えない。庭中を探しました。庭の隅、塀際、木の根元などにほんの1輪が咲いているという状態で、なんとか無理やり撮りましたが、絵にならないかもしれません。】

貴船菊(赤花の秋明菊

いつもより構図に工夫があって、いい写真になっていると思いました。花の集団を写した園芸カタログとは違って、我が庭園の花をいとおしむ写真です。

秋明菊(白花)

小包には、種子を入れた小さな袋も幾つか同封されていました。いつもなら花が終わった端から刈り取ってしまうのに、今年は採種できたので、という。ちょうどエノキさんが来ていて、ロマンチックなお友達ですねえ、と感心するので、いやなに、彼はいつも園芸店で苗を買うけど、私は実生から育てていると自慢するので喧嘩になるからだ、と説明しました。エノキさんにもお裾分けし、河原撫子とニゲラは私も以前から欲しかったので、播いてみることにしました。葉が汚くなったソバカスソウには引退して貰うか。