５月２～４日は赤間神宮の春季例大祭。コロナで中止が続いていた先帝祭の行事が、４年ぶりに行われるそうです。今年の行事予定は以下の通りです。
５月２日１０：００ 御陵前祭（赤間神宮隣の安徳天皇陵前で神事）
１３：３０～１４：３０ 平家一門追悼祭（筑前琵琶演奏奉納）
５月３日１０：００ 本殿祭（神事・舞楽） ＊開場９：００
１１：００ 奉納行事（地元の産物奉献・平家太鼓演奏奉納など）
１３：００～１５：００ 上臈参拝（５組の大夫練り歩き・拝礼）
５月４日１３：００ 御神幸祭本殿祭（神事のみ）
１４：００ 御神幸祭御旅所祭（伊崎町小門御旅所で神事）
３日は混雑が予想され、入場規制の可能性もあるとのこと。駐車場は使用できません。奉納行事を見ると、神社が歴史的に地域の産業振興、環境保護、地元交流のセンターであったことがよく分かると思います。上臈参拝というのは、境内に設けられた廻廊を通って、いわゆる花魁道中の後、神前に玉串奉奠を行うイベント。地元の日本舞踊の人たちが豪華絢爛に着飾って境内を練り歩きます。平家滅亡後、一門に同行していた女房たちが花売りとなって生計を立て、安徳天皇の命日に御廟に花を捧げた、との伝説に基づく行事だそうです。詳細は赤間神宮公式サイト www.tiki.ne.jp
東京から行くには、山口宇部空港から下関行き急行バスで唐戸下車が最速。JRは在来線の方が便利です。下関で宿が取れなければ、門司、長府、山口などへ足を伸ばすか、思い切って山陰本線で浜田、益田へ回るのもお勧め。神楽や古墳、いい庭園があります。
