阿波国便り・ソーラーパネル篇

徳島の原水さんから、散歩途上の嘱目写真が来ました。

カサブランカ

これは壮観。最近は百合の花の蘂を捥ぎ取ってしまう習慣が広まり、切り花は仕方がないとしても、植栽の百合が空っぽの口をだらんと開いているのを見るのは悲しいのですが、さすが徳島です。尤もこんなに群生していたら、香りも濃厚でしょうね。♪きっと貴女は 花の香りが苦しくて 涙をそっと流すでしょう、という歌がありましたっけ。

ソーラーパネルのある風景

【田畑がどんどんソーラーパネル設置場に変わっていきます。いまに、農道ではなく、パネル道を散歩することになるでしょう。仕方ないとは思いますが、余りに殺風景で、これでは田舎に暮らす意味がありません。

私としては、昔のようにテレビは夕方5時以降、夜間のネオンは消す、など節電してもらいたいのですが、そんな公約で立候補すれば1票も入らないでしょうね。】

本格的にソーラーパネルを設置する場合は、こんな風にするのですね。我が家の近隣でも新築家屋の屋根には、ソーラーパネルが載るようになりました。こんなに光熱費が高騰すると、遠からず、マンション屋上にもという話が出るかもしれません。しかし太陽の出ている間は発電を止められず、火事の際には放水を伝って消防士が感電するという話や、洪水の際に流れ出たパネルがさらに災害を大きくする、といった話を聞くと、まずは節電が先だなと思うのです。TVも全局が24時間放映しなくてもいいし、コンビニにも休業時間帯があっていい。巨大風車が海の景観を遮るのが長いこと耐えがたかったのですが、老朽原発を使い回すよりいいか、と最近諦めたばかり。ビル新築の条件に、自家発電設備の有無のみならず、節電対策評価の項目を設けるべきです。

原水さん、全国区でお立ちになれば、その公約に1票入れますよ。