川越便り・薔薇探訪篇

川越の友人は相変わらず、薔薇を求めて走り回っているらしい。

ハーモニー

【この頃、うんざりするようなニュースばかりで、気分転換にと秋のバラを求めて、近場の伊奈町町制施行記念公園のバラ園に行ってみました。車で1時間弱、カーナビを交換したのですが、実際に走って使わないとプログラムの更新が終了しないとのことで、走る必要があったからでもあります。】

プラム・パーフェクト

伊奈町はバラの町を標榜しているらしく、広大な公園の一角に広々としたバラ園があります。第一バラ園、第二バラ園、エントランスバラ園と大きく3区画に分かれています。エントランスはいくつかのテーマに分かれているようで、主に市民のボランティアグループによる植栽と管理が行われ、第一と第二は、市内の別々の造園会社が植栽と管理を担当しているようです。】

なるほど高齢化社会で、地域住民を巻き込んで観光開発をするとすれば、薔薇園のような1点豪華主義のテーマパークは最適かもしれません。

ヒオウギ

【春の見ごろは有料になりますが、秋は無料開放です。秋のバラは豪勢には咲きませんが、それなりに綺麗な花を開きます。】

名残の薔薇、というアイルランド民謡がありましたね。弊国では白菊に置き換えた歌詞で歌われ、「庭の千草」という題で呼ばれます。

我が家ではようやく菊の蕾が綻び始めました。ミニ鶏頭のこぼれ種が今頃になって芽を出し、鉢の隅に植えておいたら、寒さの来る前に追いつかなくっちゃ、と言わんばかりにぐんぐん伸び、葉を広げました。しかし未だ花穂は見えません。早くしないと間に合わないよ、と頭芯をこちょこちょくすぐりたくなります。