コードレス

コードレス掃除機を初使用しました。先週配送されていたのですが、我が家で一番使うのはエノキさん(私自身が使うのは年に10回くらい)なので、彼女に開封、組み立て、使い初めをして貰おうと、待っていたのです。

家事代行業のエノキさんは仕事先でいろいろな掃除機を使うはずですが、コードレスは外国製が多いらしく、第一声はかる~い!でした。私も動かしてみましたが、もはやコード式には戻れません。ヘッドに前方を照らす明かりがついているので、塵がよく見えます。エノキさんによれば、入社後の研修で、掃除向きの人には2つのタイプがあり、ゴミがあるのを見つけると、わあゴミがある、と張り切る喜悦型、あっゴミだ、と狙う撲滅型だと習ったそうで、自分は前者なので塵がよく見えるのが嬉しい、と言うのです。

取説を読んだら不思議なことが書いてある。「ふとんの中に入れたまま運転しない」って、どういうこと?湯たんぽじゃあるまいし・・・付属品のヘッドを使えば布団にもかけられるということなので、掛布団を掛けたまま使うな、という注意のようでした。

エノキさんは賢い人です。40代ですが、昭和世代の感覚も持ち合わせている。若い同僚や異業種の友人が多く、また仕事先は裕福な高齢者世帯が多いらしくて話題の幅が広い。私の話に驚いたり共感したりしつつ、ちゃんと反論もする。この仕事は昇進があるわけでもなく、高給でもないのでしょうが、気持ちよく作業に取り組み、合間にはそれなりに生活を楽しんでいます。この日も一通り終わって私が書類にサインしていたら、これから友人と本郷で逢うんです、と言う。私がいつぞや、スペインバルの店を推奨したことがあったのですが、お勧めのスパニッシュオムレツを食べます、と浮き浮きしているので、赤ワインが合うよ、と言っておきました。来週、彼女の食レポを聞くのが楽しみです。