川越便り・絶滅危惧種篇

川越の友人が、これは珍しいだろう、と送ってきた写真です。

ワタナベソウ

四国・九州にのみ自生し、絶滅危惧種に指定している県が多いらしい。珍しい名前は、発見者の名前をつけたのだそうです。渋くていかにも茶花向き、ユキノシタ科。ウェブで見ると、花の芯が変わっていて面白そうです。葉は写真の左隅にちょっと見えています。

桔梗

これは普通の桔梗。近所の山野草マニアのお宅では、白桔梗の蕾が膨らんできました。我が家の桔梗は咲き終わり、切り戻しをしたところ。

突然のあまりの暑さに、我が家ではトレニアアリッサム日々草も花が萎み、コキアとコリウスの葉だけが鮮やかです。日々草は、買った時は薄紅・薄桃の淡色だと思ったのですが、どうやら花屋で日に当てていなかったらしく、我が家でガンガン日に当てたら、濃赤と牡丹色だったことが判明、葉の色も濃くなり、日々草らしくなりました。

梅雨が短すぎて、梔子の花は咲いて半日でぐったりしてしまい、蕾の数も例年の半分でした。いつもは喜んでくれる肉屋の女将に、今年は謝ってしまうことになりそう。

印度の素焼の壺に水を張り、炎暑に燃えるベランダに置きました。昼間は冷房を入れず、家中を吹き抜ける風の中でおとなしく本や新聞を読みます。夜になって冷房を入れるとほっとするのですが、気温からかけ離れた生活をするのはどうも恐い気がして、窓を開けられる日は金太郎ファッションでがんばることにしています。その代わり、夕食が終わるともうへとへと、今日1日の戦いは終わった、という気になってしまうのです。

日照良好の家なので、朝は元気一杯の太陽に起こされます。朝風呂で屈伸運動をして体熱を上げ、汗の出る前に服を着てしまう。その頃には窓から風が入るようになります。しかし机上のPCの発する熱がつらく、本日はこれにて。