ワクチン・その5

2回目のCOVID19ワクチン接種に出かけました。真夏日のカンカン照りの時刻です。空も熱気で霞んでいる。バスで行くには半端な所なので、とぼとぼと30分歩きました。ぴたり15分前に着いたため、今回は椅子に座って待つことができました。消毒、検温、予診、と順調に進み、注射も終了。

副反応は人によっていろいろなようですが、高熱が続く例が多いらしいので、待機時間中に、会場の看護師に、解熱剤を用意するとしたらどうすればいいかを訊きました。若い内は熱に強いたちでしたが、基礎体温が低くなったので、高熱が2,3日も続いたら起き上がれなくなりそうだからです。ぺらぺらと成分名を挙げられたのでメモしようとすると、かかりつけ薬局で事情を話せばいい、処方箋なしでも買える、ということでした。副反応はだいたい1,2日以内に出る、それ以降は別の病気の可能性があるからかかりつけ医に相談した方がいい、とのこと。納得して出ました。

また炎天下をとぼとぼ歩いて、かかりつけ薬局(老舗です)に入り、さっきの話をしたら、処方箋なしでは売れない、一般の売薬は多分、よその薬局でも売り切れだろうと言う。万一の時は常備薬の鎮痛剤を飲めばいいと言うのですが、鎮痛剤と解熱剤とは違うだろう。要するに、このままかかりつけ医に行って処方箋を貰って来い、と言っているわけで、へとへとで辿り着いた先で意地悪を言われているような気になりました。

行政はかかりつけ薬局制度を勧めていますが(かかりつけ薬局は保険請求時に割り増しを貰えるはず)、困った時に断るばかりの「かかりつけ」(昨春、滅菌ガーゼや消毒用アルコールの相談をした時も、けんもほろろだった)って、何の役に立つの?思わずそう呟いてしまいました(聞こえたかも)。それゆえ、徒手空拳でこの2日ばかりを過ごします。