川越便り・薔薇マニア篇

川越の友人から薔薇見物に誘いたかったが行けないので、というメールが来ました。

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プリンセス・オブ・マーガレット

【英国現女王の妹マーガレット妃に捧げられた、比較的古い薔薇です。現代主流の品種は病気に強く、あまり農薬を使わなくても育つのですが、これはそういう環境意識のなかった時代の品種。でも留守中の水不足にも堪えて復活してくれました。】

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チェリー・ポニカ

【我が家には薔薇が25~28鉢くらいあり、妻からはもうこれ以上増やさないでと言われていますが、薔薇専門店の薔薇たちを見ていると、何も買わずに帰るのは残念な気持ちになってしまいます。1か月留守にした間に2鉢が枯れてしまったので、その代わりならいいだろうと自分を納得させて、新たに2本、購入しました。】

納得させる相手は、妻だろう!28鉢もあったら、もう増やすなと言う方が正義。

【家には赤い薔薇が1本もないのです。欲しいなあ、と以前から思っていたのですが、なかなか気に入ったものに出会えませんでした。先日ついに出会ったのが、これです。小ぶりの花ですが、純粋の赤です。非常に人目を惹く花で、しかも現代品種らしく無農薬でも育つ、強健な薔薇です。残念な点はほぼ無香で匂いがありません。薔薇はやっぱり香りが欲しい。するとそこに赤い薔薇の代表格であるパパ・メイアンの苗があるじゃありませんか。これは強香で有名、ただ昔の薔薇なので病気に弱いため、今まで購入をためらってきたのですが、この2本の組み合わせには抗しがたく、とうとう買ってしまいました。

 新苗の場合、見本に1輪だけ花がありますが、購入したら切り取って、秋までは蕾をすべて摘んでしまいます。そうして株の充実をさせないと、来年も貧弱な花しか咲いてくれません。これが辛いところ、1年間は花を見ずにじっと我慢なのです。】

そう言えば高校の同期会で、薔薇マニアぶりを披露していた2人がいましたが、1人は超のつく優等生、もう1人は喫煙であわや退学になるところだったワルでした。