川越の友人の庭はいま、春爛漫らしい。写真が来ました。
桜草・海老根蘭・丹頂草・十二単衣
丹頂草は葉の形からイワヤツデとも呼ばれ、最近、栽培されているのをよく見かけるようになりました。ユキノシタの仲間で、中国から朝鮮半島の低山地帯が原産地。庭石の裾に寄せて植え込んだりもするようです。
茶道を嗜む妻のために茶花を植えた、と言う友人の庭ですが、こういう新しい洋花も混じっていて、俯く紫色がかわいい、と気に入っている様子。私は初めて見ました。そういえば、幼児服の提灯袖やブルマーに似ています。地中海地方が原産地。
彼は薔薇マニアでもあるので、旅行中に枯らしたりしながらも幾鉢かは咲かせているようです。はや薔薇の季節になったんですね。我が家でも、大輪の紅薔薇が太陽のように、硝子窓から覗いています。還暦に従妹から贈られた鉢ですが、去年は弱り、もう寿命かと心配したら、新芽を出して２輪だけ花をつけました。直径１５ｃｍ近く、ふっくらと咲いています。室内の卓上には、誕生祝いに買ってきた薔薇の盛花。命日や墓参りの花を買うことが多い我が家で、１年１度の祝い花です。そう言ったら花屋がおまけに２本、足してくれました。
来週あたり、あちこちの薔薇を見て歩かなくっちゃ。
