コロナな日々 7th stage

遠出自粛の毎日が半年以上続き、さすがに鬱屈のみならず不便も積もってきました。第1は大学図書館が利用できないこと(学生専用・予約制になった)、第2に繁華街へ行かないと購入できない消耗品類がそろそろ不足してきたこと。このまま待っていても、いつまで大人しくしていればいいのか、先が見えません。そんなところへ神の声的に、たとえコロナがあってもなくても五輪は開催する、などと言われると、いささかむっとします。

ウィルスを完全に遠ざけることは出来ない以上、大イベントよりもまずは、日常をどこまで回復させられるか、が先決でしょう。現在日本で流行している新型コロナは、さほど感染力が高くなく、死亡率も低いと言われていますが、罹れば周囲に迷惑が及ぶ。知りたいのは、持病がなくて亡くなったケースの死因と、後遺症の状態です。そして、流行初期のように検査も診察も制限されてしまって、そのまま死亡したりする危険はもうなくなったのかどうか(医療体制の逼迫度)です。

とにかくこの残暑が引くまで我慢しよう、と自分に言い聞かせました。ストレス解消は、朝のメールチェックのついでに、ツイッターで「今朝 空」か、「今朝 猫」と入れてみること。半径400mの暮らしから、ひととき解放されます。殊に異種のペット同士の動画には癒やされます。互いの肉体条件が違うため、愛情表現が巧く噛み合わないのに、懸命に試みる姿―家鴨につつかれて舐め返したくても出来ない猫、うるさくじゃれつく仔猫を抱きすくめてしまって、叱られないかしらと飼主を上目遣いに見る犬。

皆様へのお願い―朝空には地名を入れてください。地名はブランドです。かつての思い出がそれぞれに物語を立ち上げてくれます。研究者の方は、読ませたい論文の抜刷を送ってください。当分図書館へは入れそうにないので。