紫陽花の頃

川越の友人から、花便り・紫陽花篇が来ました。気がつくと、近所でもあちこちに、様々な種類の紫陽花が植えられています。色も萼(花弁に見えるのはじつは萼です)の形も多種多様。しかし近くに同じ品種が何本もある時は、挿し木で分けたのかもしれません。紫陽花は地上も地下も、すぐ茂りすぎるほど繁殖力旺盛で、叔父のクリニックでは玄関脇に植えた紫陽花の根が水道管を破壊し、洪水になったことがあったそうです。

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紫陽花(ダンスパーティ)

友人からのメールには[我が家の紫陽花です。「ダンス・パーティ」という名の、比較的新しい品種で、土がアルカリ性でないとピンクに発色しないので、少し紫がかってしまいました。消石灰を周囲に撒いてやらないといけないようです。]とありました。紫陽花と椿は、日本から欧州へ持ち出されて、多様な品種改良が行われた後、日本に逆輸入された花です。子供の頃の紫陽花は深い水色で、蝸牛がつきものでした。 

京都郊外に住む友人(還暦過ぎた「城少年」です)からは、こんなメールが来ました。

[時々、4~5km歩いています。伏見城の巨大な空堀の跡まで行くと、標高差で80mぐらいありますので、これは結構負荷がかかって、歩いた、という感覚が得られます。年寄は運動も仕事のうち、と思ってやっています。足は基本ですよ。

ニュースで三室戸寺アジサイが咲き始めた、といっていました。勧修寺の睡蓮も見頃のようです。行ってみようかと思っています。本来、私は花より団子派ですが。]

うらやましい!