投票

土砂降りの雨の中、衆院選の投票に行きました。選挙の日は街が何となく浮き浮きしているものですが、今日は冷たい雨に冷やされて、ただ人影の多い日曜日というだけ。

投票所は近くの小学校です。以前は児童の作品が展示してあったり教具が積んであったりして、それを見ながら自分たちの地域の学校、という感じを持てたのですが、最近は個人情報を用心してか、それらしきものは一切眼に入って来ないようになり、ちょっと寂しい気がします。

投票するとき引っかかるのは、多くの候補者が自分の名前を仮名で指定していることです。名前は漢字も含めて人格表現ではないでしょうか。よほど難しい文字ならともかく、ごく普通の名前を仮名指定されると馬鹿にされたようで、抵抗したくなるのです。

裁判官の国民審査には困りませんか?どれを見ても分かりにくい案件で、しかもたいてい多数意見に入っている。統計的には、投票用紙の最初に書かれた裁判官が最も多く✕をつけられる傾向があると聞いたことがあります。そのくらいしか意志表明の方法がないということでしょうか。裁判を身近かにというなら、もっと工夫をして欲しい。裁判員制度もそうですが、あちらから近づいてくるのでなく、我々に努力を強いるのは何故?それが裁判所の発想だ、と言ってしまえばそれまでですが。

―さて、開票速報が始まりました。