越前だより・着任初参拝篇

朝刊1面に躑躅花盛りの公園の写真が出ていました。鯖江市西山公園とある。北陸新幹線延長のおかげでしょうか。PCを開けたら、越前国から写メールが来ていました。

【近くにある舟津神社へお参りにいってきました。神社の眼の前に住むようになったのに、未だご挨拶に行っていなかったのです。

舟津神社は北陸一の古社として知られ、その歴史は古いようです。参道は静かで、鳥のさえずりを聞きながら歩きました。鳥居は江戸時代に再建したまま残っているものもあり、屋根がついているものは越前型と呼ばれる鳥居のようです。これからよろしくお願いします、と手を合わせてきました。】

舟津神社

崇神天皇代、近江から北陸鎮圧に向かった大彦命猿田彦に案内されて、沼地だった鯖江に舟で上陸し、祀られたのが西暦134年、現在の本殿と鳥居は文政元(1818)年再建だそうです。北陸は鎮圧される側だったんだなあ、と改めて思いました。

鯖江躑躅

【勤務校の脇に躑躅が咲いていて吃驚。この間まで桜が咲いていたのに。この1ヶ月は昨年までとは違い、あっという間だったなと感じました。

そういえば、近くを走るバスは「つつじバス」というのでした。街中を見るといたるところに躑躅が咲いています。近くには西山公園があり、時季にはつつじ祭りが行われるそうです。西山公園にはレッサーパンダがいるようで、その様子を、鯖江市のHPからライブカメラの映像で見ることができます(大谷貞德)】。

躑躅鯖江の市の木。早速HPで西山動物園を見てみました。出てきた大写しの顔を見たら、一昨日仕舞った防寒スリッパ!ああ、あれはレッサーパンダのデザインだったんだ、と気がつきました。ちなみに鯖江の観光公式サイトの名は「さばかん」。