ジンのつまみ

やっと雨が上がったので、播磨坂まで買物に出かけました。街には人が湧いて出ています。いつものようにここの店はちょっといい野菜とパンがお目当てですが、頂き物の五島ジンを試飲するための肴を見立てるのも、今日の目的。

男親から酒を習った私は、ジンと言えば強い男が呑むものという思い込みがあって、47度の蒸留酒を、さて私が呑めるか、と少々びびり、ネットであれこれ調べました。ライムに塩か砂糖を振って、丸囓りしながらオンザロックで吞むのが一番、という記事が出てきて、うーんジンの面子は立つが今の私には無理、とまず挫折。使われている香料の一つを活かしたつまみが最適、とあって、これは酒肴の常道です。するとオレンジピールやスパイスを利かせた唐揚などがいいのかもしれません。中にはバニラアイスが合う、とか何故か焼きおにぎりが合う、という情報もあって、混乱しました。

とりあえずアルコール度を下げるには、何で割るか。贈ってくれた友人はオレンジジュースで割っていると言うのですが、我が家では、赤ワインに果物を切り込んで吞む以外はカクテル文化がない。すると本ブログの「五島ジン」を読んだ後輩から、ジンは自宅でトニック水やジュースで割って好きな度にできるので自分も愛飲している、というメールが来ました。目から鱗、今どきリキュールは、そういう呑み方をする酒なんだ!普段からトニック水だけ飲むというエノキさんも興味津々で、いろいろ提案します。あれこれ買い集めました。石榴酢、グレープフルーツジュース、すだち蜂蜜・・・勿論炭酸水も。

肴も買い集めました。干棗、オリーブの梅酢漬、蕗薹醤油漬、オイルサーディン、生ハム、チーズ、合鴨スモーク、フランボワーズ、ライムにメイヤーレモン、バニラアイス。

さてこの中のどれがヒットするか。