リリーフ

コキアが枯れ始めたので、刈り取って枝葉を落としました。紅色の茎が美しく、これだけでインテリアになります。鉢が空いたので、何か苗を、と大塚駅前まで出かけました。ついでに秋薔薇を観る心算でしたが、ぽつりぽつりとしか咲いていないので、真っ直ぐ商店街へ入りました。桜並木はもう裸木になっています。

店頭には花苗は何も無く、苗木ばかり。この季節だから、だけでなく、やはり今年は植物にとって辛い年だったらしい。山野草マニアの川越の友人からも、庭に花が無くなり、やむを得ずミニシクラメンビオラを植え込んだ、とのメールが来て、広い庭に凝った草木を育てているのに気の毒な気がしました。ミニシクラメンマリーゴールドはあまりにあちこちに植えられるので、自宅には植えたくない花です。

諦めて北海道のアンテナショップに入ってみました。地下(じげ)興しで開発された新商品を見るのは楽しみの一つ。なめ茸にいろいろな物を混ぜた商品が並んでいて、中には猫の機嫌を取るための食品みたいなチューブ入りもある。塩尻で、山葵の葉を混ぜたなめ茸を御馳走になったのは美味しかったのですが、あちこちで試作されているのだと知りました。チューブを舐めてなめ茸を味わうってどうかな、と思いましたが、御飯の上に垂らすのでしょうね。鮭皮チップスと白ワインの180mlを買いました。

結局、近所の花屋へ行ってみたら、ミニシクラメンとストック(季節が違う!)の苗が出ているだけ、店の裏の売れ残りコーナーでミニ鶏頭を2株買って帰りました。冬に入ればパンジービオラ、ジュリアンを植えるので、それまでの中継ぎです。この店は代替わりしてから苗の仕入れが下手になり、葉ばかり目立つ苗でしたが、我が家へ来たからには日照抜群の環境で、華やかに咲いて欲しい。早速葉組みをし直しました。