第4回研究報告会打ち合わせ

午前中、明翔会事務局が第4回研究報告会のスタッフ会議をやるので、Zoomで顔を出さないかとお誘いがあり、出てみました。すでに3回打ち合わせを重ね、詳細な議事録ができているようです。今日は世話人数名と当日の研究報告者数名が参加、実務的な打ち合わせがあらかた済んだあたりで、私も入室しました。

報告会についてはすでにこのブログにも予告を出してありますが、以下の通りです。

9月9日(土)研究報告・記念講演・出版記念会 9月10日(日) 研究報告

会場を国際善隣会館とする対面方式と、Zoomによるオンライン方式の併用

公式サイトhttps://meisyokai.wixsite.com/2013 問い合わせ先meisyokai@gmail.com

報告内容は広範囲に亘り、しかもそれぞれの専門性もあるので、報告後の質疑応答をいかに有益なものにするか話し合われたらしいことに感心しました。近年の研究会ではえてして質疑応答が質問者の我田引水になったり、質問者と発表者の間だけで完結してしまったり、なかなかひらいていかないのがじれったいからです。

世話役の1人鈴木慎也さんは、スリランカの治水について研究しているのですが、コロナの間はフィールドワークに出かけられず、その間、勤務先近くの戦争遺跡を調査、内部を疑似体験できる映像を作り、地域にも公開する予定、今夏はスリランカへ野営で調査に行くとのことでした。龍真未さんは欧州中世の写本に関心があり、手嶋大侑さんは平安期の身分制度だけでなく、今後は鎌倉期へも研究の範囲を広げる予定だそうです。

久しぶりに若い世代とやりとりし、珍しい話に感服したり、聞き取りにくい話に顔が厳しくなったり、笑ったりして元気が出たのですが、ふと気づくとZoom画面で1つだけ皺くちゃのコマがある。現実に苦笑しながら退室。午後からは軍記のオンライン研究会です。