コロナの街・part 40

池袋のビックカメラへ、電気掃除機を買いに出かけました。エノキさんの代わりに来た高齢の家事代行さんが、急に動かなくなった、と言った時、もう古い物だからあれこれ詮索せずに買い換えよう、と決めました。コロナの感染者数がまたじわじわ増え始めている。統計の取り方が変わったので正確な判断はできませんが、第8波が来る気配濃厚で、その前に用足しを済ませておかねばと考えたのです。

往きは地下鉄、帰りはバスを使いました。久しぶりに乗る地下鉄、車体の仕様も変わったようで、吊革はもはや手の届かない高い位置にあります。かつては自家の庭同然だった池袋駅構内もすっかり様変わり、方向が分からずうろうろ、しかし渋谷よりは安全に歩けるなあと思いながら地上へ出ました。

年を取るとコードを引き摺りながら掃除するのが辛い。エノキさんに訊くと、コードレスは原則2台目の掃除機、でも我が家のように全室フローリングで、拭き掃除が主ならコードレスでもOKということだったので、真っ直ぐそのコーナーへ向かいました。外国産は大きすぎ、重すぎる。国産を選ぶことにしました。案内についた販売員は買おうと思っていたメーカーの人ではなく、流暢ではあるがどこか中国風の日本語で、質問への答えがイマイチ。誤算だったのは、充電時間が結構長いことと、バッテリーには寿命があり、3年目ごとくらいに買い換えなければならないということ。3年後に池袋まで来れるかなあ、とふと考えましたが、コードレスなら仕方がないらしい。

ポイントカードを持ってくるのを忘れ(この前来た時も忘れた)、新しく作らないと配送はできないと言う。やむなく再度作りました。街は学校帰りの若者で溢れています。バス停の前の宮城県アンテナショップで、一ノ蔵の小瓶とずんだ大福を買って帰りました。