万の星の御挨拶

このブログも5年と3ヶ月、皆様からの御声援を頂き、贈って下さった星の数は先週で1万を越えました。ありがとうございます。

スクロールせずに読める分量、なるべく正確な情報、ほどほどの味、を心がけて書いてきました。各地の友人から送って貰う写真が彩りになり、感謝しております。

定年後はやることがなくて困るかも、思いっきり自由にはじけて新生活を、などと考えていたのは愚かでした。退職後2年間は在職中の後始末を引き摺って忙しく、その後はし残した仕事が追いかけてきて、追いつかれ、はや9年。

退職後暫くはTVを視るのも珍しく、夜はあちこちの局をザッピングして、働き盛りの頃知らなかった芸能界の情報に驚いたりしていたのですが、バラエティや地方旅行番組にはさすがに飽き、ドキュメンタリーを視ては、いかに現代史に無知であったかを思い知らされています。先日はベルリンの壁崩壊の裏話とメルケルの半生を視聴して、改めて彼女に敬意を懐きました。

ニュース番組はNHKだけでなく、特に夜の民放を見比べると視野が広がります。報道のTBSと言われた伝統は未だ残っているらしく、また経済紙の資本が入っているテレ東の視点も新鮮です。ウクライナ関連の報道を視聴するのはつらいですが、目を背けずに見届けておくことが私たちの務めだと考えます。招かれるゲストの顔ぶれを見て、日本にはロシアや東欧の専門家だけでなく、こんなにも詳しい軍事の専門家がたくさんいるのだと初めて知りました。

所感をブログに書くために、ふたしかなことをウェブで確認する度、へえ~そうだったのかあ、とさらに知りたいことが増え、最近忙しいのよ、とエノキさんにこぼしました。