冷蔵庫

朝、冷蔵庫が壊れていました。冷凍庫から取り出した食パンが凍っていない。え、と思って調べると、全ての室が冷えていません。アイスクリームは溶けていましたが氷や保冷剤は溶けていない。今のうちに何とかしなくては。最近の家電は、プラグを挿し直すだけで不具合が解消されることがあるのですが、コンセントが天井にあって届きません。

取説を探し出すのに一苦労しました。ここへ越してきた時、マンションの各部分の取説だけでも片手では持てない大きさの重いアルバムを渡され、読む暇もなく、家電製品の取説類と共にしまい込んだのです。ありかはすぐ分かりましたが、当時よりも筋力が衰えていて、棚から下ろすのに四苦八苦。さて読んでみても役に立つ事項はありません。

PCに飛びつき、メーカーのサービスセンターを検索しましたが、製品によって宛先が違うらしい。まず「冷蔵庫 メーカー名 寿命」を調べ、次に「冷蔵庫 壊れた」で検索しました。親切というのか的外れというのか、長い説明の中から必要な情報を見つけるのに時間がかかりました。以前は15年と言われた冷蔵庫の寿命は、今や6~10年になったらしい。技術の進歩は寿命を延ばすとは限らないようです。

サービスセンターへ電話しました。プラグ挿し直しはメーカーからは推奨しないそうです。ドアランプの○○が何回、××が何回点滅するかと訊かれましたが、そんなこと数えてはいません。技術員を派遣してももう部品がない可能性もある、と言う。買い換えの場合、下取りしてくれるのかと訊いたらそういうことにはタッチしない、と言う。修理完了までの間のレンタル冷蔵庫の手配は頼めるのか、と訊いたらそれもこの電話ではノータッチと言う。とにかく¥3500を払って、見に来て貰う約束だけをしました。

好天無風の日曜日。日常の平和はあっけなく崩れるものだと思い知らされました。