コロナな日々 15th stage

昨日は梅を漬けました。梅を洗って乾かし、蔕を取って瓶に詰め、砂糖を足すだけの梅ジュース作りです。空瓶再利用の目的も兼ねていて、今年はジャム瓶8個に南高梅2kg、砂糖は目分量で梅の約半分。瓶が小さいので小梅の方がいいのですが、なかなか、ちょうどいい日に店に出るとは限りません。3年ぶりで大きな梅を漬けました。2kgで40粒。今朝も、未だ室内に甘酸っぱい果実の匂いが漂っていました。

大島桜の伸びすぎた枝を剪って、首の長い硝子瓶に活け、買ってきたピンクの石竹を添えました。地味かな、と思ったのですが、水に濡れた桜の濃紅の枝がどきっとするほど艶めかしかったので、枝が透けて見えるように挿しました。

午後からはオンライン会議。先日の中世文学会の失敗で懲りたので、入念にカメラチェックをし、遠景に葉桜と石竹を置きました(同業者の会議だと、いま手をつけている仕事を知られないよう留意するのですが、今日は異領域の人たちの集まりなので、見苦しい物を隠すだけ)。近くの政党事務所から、スピーカー持参で歩いて回る演説がうるさい。在宅ワークの多いこの頃、迷惑している人が多いのではないかしら。

8名参加の小規模な会議でしたが、議長が山国から参加しているので電波事情が悪いらしく、度々音声が遮断されます。チャット機能がついてないので、手で○×のサインを出したりして乗り切りました。なるほどこれが授業だったらいらつくだろうなあ、と思いました。こういう時、打ち込みでテロップが出せるといいのに、と思ったのは、テレビの見過ぎでしょうか。

会議は順調に進んで、定時に終わりました。この日は休肝日。しかし信頼する人々の顔を見たおかげか、ここ数日悩まされていた蕁麻疹も軽快し、熟睡しました。