川越の薔薇

園芸自慢の友人から、薔薇の写メールが来ました。例年、この時季にはハウステンボスなど薔薇の名所を訪ね歩くらしい。写真は川越の自宅の花だそうです。買い物のついでにローズガーデンへも寄ったが、未だ綺麗に咲いていた、とのこと。

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川越の薔薇

花弁が巻き込まない、最近の品種のようです。我が家の紅薔薇は今年、ハダニがついてしまい、いつもなら7~8輪咲くのに大輪が1輪咲いただけで落葉してしまいました。恒例のポプリ作りも出来ませんでした。どうやら新芽が出てきたので、葉上灌水をしたりして見守っています。この写真もやや葉の元気がないように見えますが、そこは腕自慢のこと、大丈夫なんでしょうね。

我が家では小梅を浸けました。レシピには、梅と砂糖1対1となっていますが、我が家は砂糖1梅2の比で浸けます。その代わり、梅が傷み始める前に冷蔵庫に入れます。ジャムの空瓶に、酢を差したもの1瓶と砂糖だけのもの2瓶。梅を洗って笊で乾かしていた間は台所中にいい香りが漂いましたが、浸けた後は、瓶の中身が次第に赤みを帯びて変化するのが美しい。果汁が上がってくるのを、日に何回も確かめて楽しんでいます。

洗面台には、石榴の新芽と雪花葛の蔓と菫の葉を活けました。朱色と濃い緑とがよく合います。川越の友人は山野草のコレクションが自慢なのですが、私は種子1粒から育てたこの石榴が自慢。石榴なんかどこの家にもあるよ、と彼が言ったので、山野草なんて金で買ったもんでしょ、と喧嘩になりました。

追記:この記事を見た友人が、メールで説明を送ってきましたーあの薔薇はフランスのデルバール社が2001年に作出した、「ギイー・サヴォワ」という名の品種で、強健でよく咲きます。有名シェフに捧げられた命名です。