基準変更

昨日は早起きして大学病院へ検査結果を聞きに行きました。眼科の女性医師は、カルテを読まずに見当違いのことばかり言う(緑内障云々と言われた時は仰天しました。高齢者にはつきもの、との先入観があるらしい)ので、次回の定期検診の予約だけしてそそくさと辞去しました。

消化器内科は、インターン終了後数年以内という感じのきびきびした先生。内視鏡の画像を見ながら逆流性食道炎と憩室の多いことを指摘、それ以外の問題はない、とのこと。生活習慣上の対策を聞いて帰ってきました。在職中は激務をやっとしのぎ、定年後数年はそれなりに生活のバランスを保ってきたのですが、後期高齢者目前になって、さらに生活の基準を変える必要があると悟りました。例えば、以前は吹出物が出て酒量が過ぎていることを知った(若い時は宿酔で知った)のですが、そのサインが出るより手前で胃が音を上げるようになったらしいのです。新しいバランスとそれに応じた楽しみを、これから作らなくては。しゃきしゃき、ぱりぱりの食感からゆったり、あったかを味わう献立へ。粗塩で日本酒を、などという楽しみ方は、引き出しの奥へ仕舞うことにしましょう。

帰宅後、渡された数値表をよく見たら、ほぼ2ヶ月の禁酒のおかげで肝臓関係は改善しているもののコレステロール関係はむしろ高くなっている。つまり酒肴は旬のものを少し、でいいが、おかずとなるとどうしてもがっつり食べてしまうようなのです。これからは、お粥やスープで季節を楽しむ工夫をします(そんなことが果たして可能か?)。