花鳥社

国文学専門の出版社がひとつ、この秋から活動を開始しました。

(株式会社)花鳥社   公式サイト https://kachosha.com/
 
153-0064東京都目黒区下目黒4-11-18-410

  電話 03-6303-2505  ファクス 03-3792-2323

国文学とその関連分野を中心に、企画・編集・出版をやるそうです。社名は何だかオトメチックですが、起業者は、何かいやなことがあった時、武蔵野の朝夕の自然になぐさめられた、これが文学の原点だと思ったので、花鳥風月社という名前にしたかったのだが、既に商標登録されていたので、花鳥社にした、と言っていました。熟年の男性編集者4人が揃った出版社です。創業の挨拶状には、「人間は本来もろい存在ですが、言葉にささえられ、眼前にはない何かを求め続ける精神の強さを併せ持っています。言葉の力を信じ、日本語・日本文学とその関連分野を中心に、新しい出版に挑みつづけます」とありました。

紙の出版業界に寒風が吹き荒れる今日この頃、さらに、国文学はもはや時代遅れのレッテルを貼られそうな当今、貴重な志を応援したいと思います。まずはホームページを宣伝誌代わりにして、研究者の発信を載せてはどうか、と提言しているところです。