大野美子平家琵琶連続演奏会

大野美子さんが語る「平家」の連続演奏会第7回の予約受付が始まりました。

9月13日(日)13:30 鶴めいホール(飯田橋2-5-4)

今回から一般¥5000、学生¥3000(学生証呈示)となっています。

『訪月」第7回

運営母体が平家琵琶「訪月」プロジェクトチームになり、演奏会の名前はシンプルに「訪月」となりました。探梅や紅葉狩と同じように、月を観賞する風流心を背景に持つ語です。「つきみ」とも訓みますが、演奏会の名前は「ほうげつ」、新しいロゴも決まりました。琵琶の海老尾を「訪」、本体部分を「月」の字に見立て、三日月も入っています。

ロゴマークの説明

 大野さんはなるべく平家全200句(一方流では199句。これに八坂流の「訪月(つきみ)」を加えて全二百句とする)を語り通したい、という気持ちをお持ちです。実際には平家物語の順番通りに句組み(プログラム作成)をすると、長さの関係や節の変化、内容の盛り上がりなどの事情で聴衆に忍耐を強いることにもなるので、必ずしも物語の順に拘らず、柔軟に企画したいとのことでした。

今回は永万元(1165)年7月、二条院の葬送の際に延暦寺と興福寺の僧徒たちの間で諍いが起こり、それが原因で清水寺が放火され、焼失するという事件が語られます。国家護持の誇りを持つ延暦寺と、最高政治家藤原氏の菩提寺興福寺、政教分離していなかった当時では強大な勢力でした。延暦寺と後白河院の間がぎくしゃくし、清盛一族は後白河院と縁戚関係があり、次第に諸勢力が絡み合って、時代が大きく動き始める前夜でした。予約申し込みはこちら。 https://x.gd/Y1bVN

後藤光樹門下の大野さんと片山典子さんとが指導する平曲学習会(師弟の稽古会)が、8月2日から高円寺で始まります。将来はワークショップも。