コロナな日々 24th stage

播磨坂のスーパーで野菜とパンを買って来ました。品揃えはいつも通りですが、全体に値上がりしている。その代わり、野菜も惣菜類も一律の値札でなく、細かく目方の違うパックが積まれ、単位グラム当たりの価格表示になっています。量り売り復活というところでしょうか(しかしトレイに貼り付けて売っていることは変わらず、大小が選べるようになっただけ)。商品名に生産地を被せてあるところが購買欲をそそります。京都の菜花、秋田の芹・・・という風に。

買ってきた国産レモンと、暮に買った柚子の残り、それに長野の林檎とドライプルーンを使って、お茶請けを作ることにしました。まずレモンと柚子の皮を刻み、同量の砂糖を入れて煮詰めました。ママレードみたいな物を作る心算だったのですが、果汁が少なくて、苦みのある飴になってしまいました。でも黄金色が美しいので、ボンボニエールに入れて明日からちょっとずつ賞味します。

林檎をざく切りにし、レモンの輪切りを少々と、種子抜きのドライプルーンと共に煮込みました。水も砂糖も入れません。便秘にも効く、甘いおやつができるはずです。ところがこちらも水分が足りず、レモンの苦みが強く出てしまいました。大人味ですが、他人に上げるのには向かないようです。シナモンを振って瓶に詰めました。

最後に黄金飴を作った鍋に湯を足し、干し棗を煮ました。棗はそのままでも微かに甘いのですが、ぱさぱさするので煮含めたのです。これで明日から当分、おやつには不自由しません。ステイホームの友です。ちなみに分量は、林檎(中)3個にドライプルーン12個(レモンは入れなくてもよかった)、林檎の水分によっては多少の水を加えた方がいいかもしれません。レモン抜きで、甘めの赤ワインで煮るのも可。