武者の世が始まる

軍記物語講座第1巻『武者の世が始まる』 松尾葦江編

将門記陸奥話記・後三年記・保元物語平治物語・承久記)

            2019年12月に花鳥社より刊行予定

まえがき                            早川厚一

東国の武士たちと軍記                      志立正知

将門記』を拓く                        佐倉由泰

陸奥話記』冒頭考―『今昔物語集』を視座として―        蔦尾和宏

時代社会を映す鏡としての『後三年記』

 ―王朝国家の領土広域化現象―                 野中哲照

悪左府頼長の近習たち―『台記』の記述に主拠して―        原水民樹 

保元物語』の諸本とその展開・物語の「洗練」ということ

 ―学習院大学図書館蔵九条家旧蔵本をめぐって―         清水由美

半井本『保元物語源為朝関連話群と〈伝説〉の創出        阿部亮太

半井本『保元物語』の山田小三郎是行譚を読む           早川厚一

平治物語』一類本諸本の関係について―源家後日譚を中心に―   小番達

四類本『平治物語』の生まれた時代ー”室町ことば”と”室町ごころ”―  谷口耕一

保元物語』『平治物語』における版本の挿絵の展開

 ―流布本本文と絵の照合から―                 滝沢みか

消えた平家郎等                         佐々木紀一

承久の乱と歴史叙述                       長村祥知

慈光寺本『承久記』の世界観―嘆きの不在―            大津雄一

『遠島御歌合』における後鳥羽院と旧臣たち

 ー出詠歌と歌合の意図をめぐって―               吉野朋美

軍記物語年表Ⅰ                         山本岳史

あとがき                            松尾葦江

 

*論題・配列は仮のものです。

*花鳥社の公式サイトに『保元物語』注釈をめぐるシンポジウムや、渡邊裕美子氏のコラム「みちのくの歌」が掲載されています。