ともに読む古典

古文を教える現場教師、ちょっと背伸びしたい高校生、孫が何を教わっているか知りたい祖父母、そして、かつて古文は苦手だった大人のあなたへ! 3月18日刊行予定。

松尾葦江編『ともに読む古典 中世文学編』(笠間書院

     A5判・並製・カバー装・336頁  ISBN978-4-305-70828-1 C0095

内容はあらまし以下の通りです。

 

【「古文は面白くない」って本当ですか?―本書を手にとってくださったあなたに】(小助川元太)

【第1部】 どこが面白いのか?―中世の古典たち

1 世俗説話(伊東玉美)

2 和歌(谷 知子)

3 西行・長明(𠮷野朋美)

4 伝承の人物像(花部英雄)

5 明恵(平野多恵)

6 仏教説話(牧野淳司)

7 平家物語(松尾葦江)

8 太平記今井正之助)

9 徒然草(中野貴文)

10 座の文芸(深沢眞二)

11 世阿弥(山中玲子)

12 狂言石井倫子

13 歌謡(姫野敦子)

14 御伽草子(小助川元太)

 【第2部】 もっと広がる面白さ―時代・宗教・文法・教科書

1 時代(松薗 斉)

2 宗教思想(藤巻和宏)

3 文法(吉田永弘)

4 中高教科書の古典教材(須藤 敬)

 【付録資料】

二〇一六年度 中学校・高等学校国語教科書採録中世文学作品一覧(須藤 敬)

主な中世説話集一覧 

【教師の宿題―あとがきに代えて】(松尾葦江)

【コラム】「教師の宿題」(霧林宏道・三浦 敦・安村史子・清水由美子・出口久徳・谷口耕一・須賀可奈子・秋田陽哉・永濱知寿子・冨澤慎人・日下田ゆず・渡辺登紀子)