豊後便り・臼杵満喫篇

五輪を避けて別府へ移った友人から、臼杵へ遊びに行ったから、とメールが来ました。

羽田空港はまだ空いていました。機内は片側3人掛けに1人という程度で、後方席の乗客は0。乗客が少ないので出発は定刻前、到着は予定より30分早いという具合。】

航空機が定時より前に出発するなんて考えられませんが、今は滑走路も空いているということでしょうね。かつて鳥取-羽田を往復していた頃、乗り込んできた男性2人連れが大声で、窓際1列が埋まっていれば採算は取れるんだ、と話すのを聞き、父に話したら、あ、それは運輸省(当時)の役人だよ、と言われました。

【翌日、市のPCR検査センターに行って、PCR検査を受検。当日夜には陰性と判定されました。誰でも(旅行者でも)無料でその場で検査を受けられる、こういうのは田舎町ならではでしょう。】

なるほど県境を越えて人が移動することが前提なら、そういう保障が必要でしょう。地方観光都市の防衛策です。

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臼杵の蓮花

【昨日、臼杵に行ってきました。石仏群へは私は過去2度行っているし、暑いので坂を上りたくなかったので、その下に広がる蓮畑のみを見物。見物客はいましたが混雑するほどではありません。これも田舎ゆえの特典。市内の観光名所を見て歩き(旧藩主の下屋敷、野上八重子の生家、臼杵市歴史資料館、二王座歴史の道。小さな町なので一回りしてもたいした時間はかからない)、午後3時には帰路につきました。】

臼杵漁港の前の食堂で、関サバ、関アジ、車エビなど旨くて安い昼飯を摂った、と写真が添付されていました。なるほど新鮮そうでしたが、かつて倉吉の大衆食堂で食したウニ丼(米飯が見えないほど生雲丹が山盛りだった)を見せてやりたい、と思いました。