川越の友人から、上州へ紅葉狩りに行ってきた、と写真添付のメールが来ました。
【季節外れの暖かさと雲一つない快晴に誘われ、新車の足慣らしを兼ねて上州の紅葉巡りをしてきました。
一つは高崎市の徳明園という庭園です。観音山という山の中腹にあり、山田徳蔵という地元の実業家が個人で作った観音信仰の洞窟と紅葉の庭園からなる施設です。】
【もう一つは桐生市の川内町というところ(山の中です)にある宝徳寺。珍しい床紅葉で知られる寺です。どちらも、北関東一とか、上州一と自称するだけあって、なかなか見所がありました。関東一くらいは自称してもよさそうです。】
写真を最初に見たときは、温泉の湯船かと思いましたが、拭き上げた寺の床板に映る紅葉でした。子供の頃、小学校の長い廊下を四つん這いになって雑巾掛けした世代なので、思わず、掃除が大変だろうなあ、と考えてしまいました。関東にも、季節を楽しめる名園古刹はあちこちにあるらしい。
メールの最後に【どちらにも観光バスのツアーが2、3台来ていましたが、乗客の大半が私より年長らしき婆様連で、男は女房についてきたと思しき爺様が少々といった塩梅でした。女は長生きするわけか、いやその結果か?】とある。てやんでえ、女は敷居を跨げば70人の敵、でやってきたんだぞ、余生が長くなきゃ割が合わないだろ、と思いましたが、「東京でも、礫川公園の紅葉が綺麗に色づいています」と返信しておきました。