犬の散歩

我が家は机を東向きに置いているので、夕方の、ある時間になると、ビルの窓に反射する夕陽が眩しく、仕事になりません。そこで買い物に出かけることにしているのですが、ちょうどその時間が犬の散歩タイムらしく、大小さまざまの犬種とその飼い主に遭います。町内のペットショップのアルバイトもあるらしい。

いつも納得がいかないのは、飼い主が500mlくらいのペットボトルを1本携行していて、犬が排泄すると、そこへ水をたらすこと。あれは何のためでしょう?たらたらと、せいぜい50mlほどの水をかけて、濡れ跡をやや明確にするためでしょうか。排泄物を洗い流すのにはとうてい足りない。1種の儀式のようです。

自転車で犬を曳きながら走らせている人もいます。紐が長いと道一杯になって、通行人は危険にさらされますし、犬は走りながら排泄していて、いつぞやの夜、坂の途中で落とし物を踏みつけ、ずるりと滑りそうになったこともありました。

飼猫の排泄は、家ごとにしつけをするのに、犬は公共の戸外で、散歩しながらさせるのが当然のようになっているのは、何故でしょう。ぜひとも、犬も家ごとで排泄させる習慣になって欲しいと思います。