信濃便り・新道開通篇

長野の友人から、松代バイパスが開通したので歩いてみた、とメールが来ました。

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長野真田線バイパス

【20日に市内の幹線道路長野真田線(長野市上田市を結ぶ)のバイパスが開通となりました。古い町並みのせいで車社会への適応が遅れ、渋滞の対応措置として町の周辺部の川をつぶし、道路に転換する形で、約3kmの道路が新設となりました。経費は42億円、期間は14年(新しい道路の工事は数年前に終了し、そのうち1km部分は2018年に開通していたが、残りの旧道路との接続に時間がかかった)。バイパスは2車線(信号箇所は3車線)で、それぞれ自転車道と歩道がついています。中央の山を右に迂回して進んだ先が、上田市真田町に通じる峠(地蔵峠)です。

気温が低く、風が強かったため、時々しゃがみ込みたくなりましたが、かれこれ5300歩歩きました。途中、知人の和菓子屋で鶯餅や牡丹餅などを購入して帰宅しましたが、これが美味しくて大正解。というわけで、長野もいよいよ春の到来となりました。】

そう、何故か早春は和菓子、殊に餅菓子が美味しい。椿餅、草餅、鶯餅、道明寺・・・先週の扇屋のおはぎも、出来たてだったらしく、特に黒胡麻は口の中でふわっと溶け、絶品でした。町の変化を歩いて確かめ、旧知の店で春を告げる餅菓子を買う―定年後の故郷での暮らしとしては理想的ですね。