忘年会2019

長野の友人が今年最後の上京だというので、丸ノ内で忘年会をすることにしました。キッテで待ち合わせ。去年は巨大な樅の木を白くコーティングしていましたが、今年は水引で編んだ大小さまざまな球体の中にLEDを入れ、ツリー型に吊した飾り付けでした。

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水引ツリー全体像

大樹を1本、死なせずに済むという点で賛同できます。しかしクリスマスツリーというよりは、モビールという方がわかりやすい。

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水引ツリー部分像

上階の京料理居酒屋に入りました。カウンター席なので、板長が外国人の部下を指導している様子がよく見えます。メニューには洒落た名前がいろいろ並んでいましたが、大半が創作料理らしい。麩と干し柿の胡桃和えとか、万願寺唐辛子と鯛刺身の和え物とか、ちりめんじゃこと九条葱の辛子醤油とか、だし焼き卵、巨大マッシュルームの梅肉和えなどが京焼の器に載って出てきます。これはやはり日本酒でしょう。信濃に敬意を表して真澄、福岡県を代表して蒼田に燗をつけて貰いました。

久しぶりなので、よもやまの話が出ました。友人はお母さんの介護に通っているのですが、昨日は施設のクリスマスパ―ティで、家族・スタッフも一緒にすいとんを作って食べたそうです。我々戦中世代には、すいとんのイメージは最悪。パ―ティのメニューとは思えませんが、現代のすいとんは全く違う物らしい。一昨日は自家用で漬ける野沢菜を20kg干したとのこと。お土産はミルクのジャムでした。

来年の春は新宿御苑へ八重桜を見に行こう、と約束して別れました。