大人のおやつ

林檎とドライプルーンを、赤ワインで煮込んでみました。いつもは、林檎をバターとレモンで煮るのですが、グルメ作家が紅玉を砂糖と赤ワインで煮る話を書いていたので、安い赤ワインを買ってきました。添加剤なしのペットボトル入りです。林檎は富士だし、ワインもちょっと甘めなので、プルーンが入れば十分と考え、砂糖は使いませんでした。

林檎2箇、プルーン1袋(分量表示がないのですが、手で持った感じでは180gくらいでしょうか)、ワインは約360ml、目分量です。林檎は皮を剝き、芯を取ってざくざく切り、琺瑯鍋に詰め込んでぐつぐつ煮ました。20分もするとプルーンが崩れ始めたので火を止め、シナモンを振って味見しました。

美味でございます―整腸剤にもなるらしい。家中にいい香りが漂って、幸せな気分になります。原稿も1本上がったし、今夜は紅茶とこれで、「ルパン三世」を視よう、と決めました。ふと、残った煮汁で牛肉を煮たらいいかも、と思いつき、ついでに肉屋の女将にも瓶詰めにして分けることにしました。大人のおやつだから、と説明しなくちゃ。 

追記:新作で視ると、アニメの本説が分かって面白い。日テレの「ルパン三世」には、ピアノの調律、AI、アメリカの女性大統領、と今どきの話題が山盛りで、それに騎士の純愛で味付けしてありました(峰不二子がおとなしくてつまらなかったけど)。後年、再放映で見る時にどれだけ面白さが残るかも、計算して作っているのでしょうね。