生活習慣病

診療報酬改定について、新聞紙上に2日連載記事が載りました。生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病)について、生活習慣病管理料2という新たな制度ができ、月1回療養計画を指導、受けた患者は署名をすることになり、医師の報酬が引き上げられたというのです。

わっ、面倒なことになった、と思いました。かかりつけ医は、ちょっとでも区の健診の標準値を外れると、病名を記載し強硬に服薬を勧める。前にも書きましたが、年齢も体格も無視した一律の標準値に、薬の力を借りて無理矢理押し込めることが健康に益するとは考えられません。何度もそう言ったのですが、開成高校出のかかりつけ医は、論破をやめない。健診自体がストレスです。

エノキさんにその話をしたら、彼女の仲間たちは最近、健診で糖尿病予備軍だと言われるケースが多くなり、困惑している、と言う。栄養指導を受けなければならず、食べる物に制約が多くなってつまらないのだそうです。私の場合、食事を工夫することで、人間ドック協会の出している年齢別標準値には全てOKという線まで到達し、かかりつけ医が納得しないだけとこぼしたら、それは凄いと言われて気をよくし、御披露しました。

50歳を過ぎたら、食べる量は減らした方がいいらしい。つい、仕事を頑張る体力をつけるには食べるしかないと思いがちですが、もう新たな細胞を増やす必要がないので、大食は禁物。次に油を徹底的に減らす。バターやサラダオイルを止め、植物性油にする。揚げ物は外で買う(自分でやると作りすぎる)。炒め物を煮物に換え、野菜で酒肴を作る。砂糖を買わず、珈琲の友はチョコレート。これだけでコレステロール値は下がりました。

惨めさや悲壮感を避けるには、代替食物はちょっとお洒落なものにするのがコツです。