阿波国便り・地球生存権篇

徳島の原水さんから、愛犬さくらの写真が送られてきました。犬めくりカレンダーに応募するので、季節ごとの写真を撮っているらしい。毎年、犬猫柄のカレンダーがどっと出ますが、そうやって作られているので、種が尽きないんだ、と知りました。

渚のヨギー

【本当に今夏は異常です。水道水がぬるま湯です。まさに「太陽は燃えている」。

日が落ちてから、さくらも私も冷え冷えタオルを首に巻いて散歩に出かけますが、2,30分も歩くと、汗びっしょりです。さくらは冷房を入れると体調を崩すのですが、今年ばかりは冷房無しでは死んでしまいます。

断水・停電の中、山形の人はどんな暮らしをしていることでしょう。

人類の終焉も案外近いかも知れませんね。人間は自業自得だけれど、巻き添えになる他の生き物が可哀想です。彼らは毎日食べられればそれで満足して、野心もなく慎ましく暮らしているのに。】

雪の中のヨギー

季節外れだけど涼味を送ります、と冬景色の写真もありました。台所へ行くとつい冷蔵庫を開けて、庫内の整理をしたくなってしまう。写真の雪がかき氷に見えてきました。

雪見のさくら

ほんとに人類が地球を亡ぼすことになったら、他の生物たちにはお詫びのしようもありません。ノアの箱舟には全生物が1ペアずつ、公平に乗れましたが、次回はどうなるのか。人間が自らも自然の一部であり、地球上の一員としては、他の生物と大して変わらぬ権利と能力しか持っていないのだ、ということを忘れたのは、いつからだったでしょうか。それと同様の「画期」が、コンピューターの開発・普及であり、インターネットやAIの開発・普及はすでに次のステップなのではないか。そんな「歴史」を回顧できる生命体は、果たして未来に在り得るか―猛暑日の白昼夢です。