落とし物

落とし物が増えている、というニュース。NHKは、小さい携帯品が多くなったので、持ち歩く物品の数が増え、落としたり置き忘れたりするのでは、という分析をしていました。イヤホーン、携帯用の充電器、ミニ扇風機など。

落とし物と言えば傘が定番。私も覚えがあります。母方の叔母が傘寿に、娘たちに携帯用の傘を配り、私にも同じものを呉れました。娘たちはお洒落な姉妹なので、傘も仏蘭西製、柄は細い金属でくるりと曲がっている、洒落たデザインでした。通勤に初めて持って出た朝、満員電車を降りたら無くなっていました。柄が誰かの何かに引っ掛かって、持って行かれてしまったらしい。遺失物届を出しましたが戻っては来ませんでした。

その後、比較的近年のことですが、区内を回るコインバスに乗って六義園に出かけ、窓際に懸けた赤い傘を忘れました。ところが帰りに乗ったバスの窓際にちゃんと、赤い傘!区内を何周かしていたようです。友人と顔を見合わせて笑いました。古い小さな傘だったのがよかったかもしれません。今も近所の買物などに持って出ます。

報道によれば動物の落とし物が多くて、警察でも手を焼いているという。猫や犬、モモンガ(!)も。TV画面で視ると老犬老猫が多いように見え、落としたり忘れたりしたのではなく、捨てたのでは?と疑いたくなってしまいます。悄然としている当の動物たちが哀れでした。ペットブームと言われますが、ペットは独力では生きていけないのだから、むやみに増やすな、と思います。品薄なくらいでちょうどいいのでは。

スーパーから帰ってきて、袋詰めの棚に苺を忘れたことに気づきました。一瞬、呆けが始まったか、とぎくっとしましたが、この日は潰してはいけない物が2つあったので、最後に袋に入れる心算で苺の方を忘れたのでした。あれを買いに行ったのに。