豊後便り・コキア篇

別府で老後を楽しむ友人から、写メールが来ました。

大分農業文化公園のコキア

【前方の池は農業用水ですが、スワンボートもある、大きな池です。その奥の山並みは国東半島あたりです。】

我が家では昨年、コキアが美しく紅葉し、茎はクリスマスリースに、砂のように細かい葉と種子は瓶に詰めてインテリアとして飾ったのですが、今年は枝が縮れてしまって失敗でした。天候不順のせいにしていましたが、近所で立派な丸く紅い株を見つけ、栽培上の失敗だったことが分かりました。ネットで見ると、富士山麓の河口湖付近のコキアが見事らしい。今は赤だけでなく、ピンクや白に色づく品種もあるのですね。

別府一望

79歳の誕生日に孫たちも含め一家でホテルで会食をした時にテラスから撮った写真、というのもありました。幸せな老後の典型です。

【左側に別府湾、右側は鶴見岳山麓、湾の奥にかすんで見えるのが大分市街、湾に突き出た小さな山が高崎山、という位置関係になります。手前の景色は別府七湯の一つで最も有名な鉄輪温泉です。】

別府のマンションは温泉つきなのが自慢らしいのですが、別府では1戸建ての民家でも、風呂は温泉掛け流しというのが珍しくないとのこと。湯煙の町です。

先週、「ワタシが日本に住む理由」というTV番組を途中から視たら、ほんの一時滞在の所存で訪れた日本で居酒屋文化に魅了され、焼鳥屋修業の挙句別府で開店したという外国人をインタビューしていました。博多出身の我が家からすると別府は遊びに行く土地。いずれ父の墓仕舞の相談で博多へ行かねばならないので、別府へ遊びに行って焼鳥をご馳走して貰うかなとメールしたら、俺は酒は呑めない、という返信が来ました。