阿波国便り・浜木綿篇

徳島の原水民樹さんから、ワクチン4回目接種のお見舞メールが来ました。

【副反応はさほどでなかったご様子、よかったですね。私は3回目はひどい頭痛に悩まされました。3回以上の接種は「無効どころか、重症化の危険性さえある」との医師有志によるビラなどを目にすると、今後はどうしようかと迷ってしまいます。死者・重症者が把握できているのですから、調査さえすればその真偽が明らかになるはずなのに、なぜしないのでしょうか。

今年の阿波踊りは「最大規模でやるぞ」と市長がわざわざ宣言しました。徳島の罹患者数も最大規模です。】

私の場合、回を重ねるにつれて副反応は軽くなり、4回目は接種した夜に熱っぽいなと感じ、翌日注射痕がしこった程度で済みましたが、オミクロン株にも効くワクチンにまもなく切り替えるとの発表に唖然。5ヶ月後までは弱抗体だというわけか!

浜木綿

【子供の頃、「浜木綿の咲く丘に」というラジオドラマがありました。内容は全く記憶にありませんが、どんな花なのだろうとゆかしく思ったことだけは記憶しております。

徳島に来て、県南の海岸道路ぞいに群生しているのを初めて見ました。野性的でたくましく、思い描いていたイメージとは違っていました。漢字でどう書くのか知らず、女優の浜木綿子を「はまきわたこ」と読んで、変な名だと思っていました(原水民樹)】。

「はまゆう」は一時、ロマンチックなイメージで知られ、うっかり球根を花壇の中央などに植えて持てあましている家もあったようです。公園の一角に強靱な葉の塊がわだかまっているのを見ることもあります。私は那智だったか、旅先の浜辺で見かけ、もともと南国の海浜植物なんだ、と納得しました。