ワクチン・その6

COVID19ワクチン(ファイザー社製)の2回目接種が済んで、1週間。副反応は人によってさまざまらしく、2回とも何ともない、と言う人もいれば、2~3日高熱が続いたという人もいます。私は1回目は接種した上膊部が2日ほど腫れ、しこりができましたが、2回目は少し体温が高いな、程度で済みそうでした。ところが、3日目から蕁麻疹が出たのです。モデルナ・アームという語を友人から教えられてネットで見ると、そっくり同じ。日ごろ服用しているアレルギー止めを2倍にして燕み続けたら、次第に遠のいていくのが判り、今日あたり、ようやく治まりました。

「それでも(開催する)五輪」にぎりぎり、抗体が間に合うことになりましたが、日々の報道で視る関係者(空港で来日客を誘導する人、隔離滞在用ホテルの従業員、多数のボランティア等々)には、間に合っているのでしょうか(開会宣言をする名誉総裁は、間に合っていません)。

1日○○万回とか、××千回分とかいう大きな数字に、目くらまされないようにしたいと思います。そもそも輸入契約を結んだ段階から、いつまでにどこへどれだけ配分、という計画を誰も立てなかったのが不思議。接種済みの登録が出来ていないというなら、入力の人手を政府が手配したらどうですか。8割在宅勤務期間中に職域接種再開なんて、わるい冗談としか思えない。だいたい、国民4割接種後は感染が収まるという首相の口癖は、根拠があるのでしょうか。流行当初には6割という数字を聞いたような気がします。

どうか東京発国際的混淆株が生まれたりしませんようにーもはや祈るしかない。3回目接種が必要、などという事態になる前に、多様な副反応についての解明が進み、対処法が行き渡ること、罹ってからの治療薬、医療体制が整うことを、望んでやみません。