歳末2020

我が家は日照抜群なので、外へ出てみて初めて、風の冷たさに驚きました。日本列島のどこかで雪が降っている、と実感する冷たさです。今日はエノキさんの来る日。私が毎年、丸ノ内のキッテで友人と開く忘年会が、コロナで今年はできなかったことを知っているので、大クリスマスツリーの写真をスマホで見せてくれました。床上の輪印を踏むと、吊された電球の色が変わる仕掛けなのだそうです。

エノキさんは今年は正月帰省はしないので、両親の側に住む弟に送る御歳暮を見立てに行ったのだと言っていました。我が家も御歳暮のやりとりがほぼ済んで、互いに御礼のついでの近況報告が楽しみです。加藤陽子さんの本を読んだ友人も、ステーキ会食に関する海外報道に触れた友人も、スーガーもとい、ガースーへの憤慨を記していました。自分が躁状態で浮いているのが判っていない、判らせてくれる人が傍にいないのでしょう。私たちは自分で身を守るしかありません。いまは何の病気にも罹ってはいけない。

午後は萎れ始めた千日紅を全部剪って洗面台に活け、買ってあったパンジーを植えました。今年は花屋が仕入れを控えていて、いい苗が手に入りません。夕方、宅急便の営業所へ行って、クリスマスリースを発送しました。この春、手作りマスクを送ってくれた人へのお返しです。あり合わせのリボンや百均で買ったオーナメントを材料にして作ったら、ド派手なリースが出来ました。帰りにスーパーへ寄って、柚子を1個、買いました。少しずつ皮を削って、何やかや薬味に使い、ハゲハゲになった実を冬至の日の風呂に浮かべる所存です。

そろそろ手荒れがひどくなり、皹ができ始めました。入浴後、指先にちょっとだけロシタンのボディクリームを塗って寝ると、香りで癒やされます。