健康診断

区の健診を受けに近くの医院へ出かけました。混んだ待合室で待つのは恐いので予約して行ったのですが、誰もおらず閑散としていました。今年から、問診票の質問項目が簡素化されたようで、それでも答えに迷うものがあります。「ウオーキングなどの運動を週1回以上していますか」に×をつけ、いや毎日、柔軟体操を40分やっているんだから○かな、「煙草を吸ったことがありますか」に、30代でかっこつけに吸ったことがあったっけ、でも1ヶ月に1箱も吸わなかったから×だろう等々、迷いながら書きました。

去年までのかかりつけ医はコロナを嫌ってか突然廃業、新しいかかりつけ医には、終末を看て貰うことになるかもしれないので、ここ数年経験した症候のあれこれをざっと話したら、いろいろあるのに全部ひとりでに治ったんですねえ、と半ば呆れられました(父母のおかげ、と感謝すべきかもしれません)。これまでのかかりつけ医は家父長的で相談も半分くらいしかできなかったので、意識して自己開示に努めました。心配なのは骨密度と体幹維持だけ、挙動も肥満も大事なさそう、と言われました。

X線検査は今年からは、肺癌検診になった、と説明されました。今までは肺結核を見つけるためだったのが、時代の流れです。受診のやり方は同じですが、検査の観点が変わるのでしょう。

やっぱり緊張していたようで、帰宅したらぐったり疲れました。TVをつけたら、歯切れの悪い記者会見で、GoToの一部停止が発表されていました。あくまで経済効果があったと言い張り、中止はしないらしい。

ふと、今年は問診票に飲酒の質問がなかったので、話し忘れたことを思い出しました。すっかり弱くなってしまった、ということを。