信濃便り・秋の惠み篇

長野の友人から、メールが来ました。家族で(ペットのダックスフントも一緒に)お墓参りに行ったそうです。連休中は、長野でも県外ナンバーの車をたくさん見かけたとのこと。まずは、これが信濃だ!という写真から。遠景は北アルプス南部にある穂高岳

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高ボッチ高原秋桜

定年後の弟さんが、塩尻市を見下ろす、陽当たりの良いこの斜面で、仲間と一緒にヤマブドウや、シードル(林檎酒)の原料にする林檎(品種はつがる。8月末から収穫を始め、今年の作業はすべて終了)、松本一本ネギなど、いろいろな野菜を栽培しているのだそうです。故郷があるのはいいですね。

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小公子という名の山葡萄

 栽培されている山葡萄、というのはふつうの葡萄とどう違うのか分かりませんが、何となく憧れをかきたてられます。出張で北海道に行った時、ヤマブドウで作ったワインが「がんこおやじの赤ワイン」という名で、熊の絵のラベルを貼って売られていました。思わず買ってしまいました。「小公子」という名からは、主人公でなく気難しいお爺さんの方をイメージすべきなのでしょうか。それとも貴腐ワインを作るのでしょうか。

秋の惠みゆたかな信濃路。コロナさえなければ(そして机上の原稿さえ上がっていれば)、飛んでいきたいところですが。