酒器の春

先日、ムスカリの花を名目に使って開いた宴会。お土産代わりに我が家のムスカリビオラを摘んで、小さな花束を差し上げたのですが、早速酒器に活けてみた、と写真が送られてきました。よく撮れていて、小さな花がスターのようになっているので、2枚、御披露します。

f:id:mamedlit:20200321122649p:plain

葡萄ムスカリビオラ献杯

我が家ではよく、小さな器にあり合わせの花を挿します。今、洗面台には、独活の頭を切り落として(天麩羅にすると美味しいのですが、我が家は揚げ物をしないので)、ムスカリフリージアの折れた蕾と一緒に、空瓶に盛り合わせてあります。独活の葉は形が面白く、灰緑色から黄緑に広がっていくのも楽しみですが、アクが強いので毎日水を替えてやらないといけません。

f:id:mamedlit:20200321122807p:plain

酒器にも春

売り切れないうちにと、朝からおはぎを買いに出かけました。ついでにあちこちへ寄り道して、桜の咲き具合を確かめました。どこも未だ1分咲き。赤門前のコンビニでは、入り口にずらりと、桜の名がつく商品が山積みにしてあり、棚がピンク色になっていました(饅頭、煎餅、おこし、飴、チョコレートetc.)。扇屋で胡麻とつぶ餡のおはぎ、それに道明寺を買って帰りました。おはぎは仏壇に上げ、道明寺で一服。このくらいのやさしい甘さがちょうどいい、と思うトシになりました。