師走の一服

春日町の本屋まで、取り寄せておいた本を受け取りに出かけました。春日町は再開発工事が進み、巨大なビルが次々できつつあります。寒い師走の土曜日、街は混んでいました。

この夏3kg太ったので(胃腸のために、1日3食を実践したのがいけなかった)穿けなくなったスカートを、区役所の玄関にある交換ボックスに投げ込み、買ったばかりの本(注文したほかに2冊、つい買い足しました)を抱えて、カフェで一服することにしました。久しぶりに食べるモンブラン。マロンクリームが五臓六腑に染み渡るようでした。新しい本を開いて、目次とあとがきを読む瞬間は、本好きなら誰でも知っている至福のひとときです。

足を伸ばしてスーパーへ入り、正月食材を物色しましたが、未だクリスマス用品が主役で、店員が絶えず商品を補充しています。レジには長い行列。クリスマスが明けてからもう一度来ないと駄目らしい。とりあえず梅干しと黒豆と菊膾、それに数の子わさびというものを買ってみました。フランボワーズが目に入ったので、これも買いました。冷酒のつまみに合う。

ずっと困惑していた仕事の方針を、えいやっと決めたので、今夜からは年越しの準備を始めよう、と考えながら帰宅したら、下関と北海道から手紙が来ていました。仏壇には今市と新潟の銘酒、長野の林檎、香川の蜜柑、熊本の干菓子が上がっています。冷蔵庫には博多の明太子と名古屋の蝦煎餅、栃木の焼菓子。それぞれの土地に思い出があり、おかげさまで日本全国を見渡す気分の、ゆたかな年の暮です。